ゼミナールII
2024年度 秋学期 金曜2時限(10:55〜12:35)
宮本研究室のゼミナールIIは?
主に(広い意味で)英語文献の内容の紹介をしてもらいます.
良い文献を探し,その内容を理解することは研究において欠かせないものです.よって文献紹介は卒業研究の一歩手前の勉強としてうってつけと思います.
春学期のゼミナールIでは教員(宮本)が選んだ文献を説明してもらいましたが,秋学期のゼミナールIIでは,文献を探すところから学生さんに挑戦してもらいたく思います.
文献の紹介だけでは「何かを成し遂げた」という達成感が得られないかもしれないので,少しだけプログラミングあるいは計算実験の演習も入れる予定です.
過去の実績では,以下のような内容に取り組んでもらいました.
Kaggleに挑戦しつつ,そこで紹介されている手法の発表
Yale大学のOpen Courseで勉強し,その内容の発表
宮本研究室の卒業研究は?
ゼミナールIIで研究室を選ぶ際に,その先の卒業研究も視野に入れている学生さんもいると思います.
よって,ここに少しだけ宮本研究室の卒業研究の様子も紹介します.
まず,宮本研究室では過去の卒業研究をWeb上で公開しています.これらに目を通していただければ,「卒業研究生が」どのようなテーマに取り組んで来たか,そして取り組めそうか,おおよそ分かると思います.
過去の卒業研究からすぐにわかることは「いろいろなテーマがある」ということです.何でもできるとは言いませんが,おおよそ「アルゴリズムの理論とその応用」や「オペレーションズ・リサーチ(特にその中でも最適化の部分)」に関わることならば,良いアドバイスをできると自負しております.
自らやりたい研究があって,それが上記に当てはまる学生さんならば宮本研究室に向いていると思います.一方で,教員の言う通りに手を動かすだけに留めたい,卒業研究は最小限の労力で済ませたいという学生さんは他の研究室を選ぶほうが幸せでしょう.テーマそのものを宮本と相談しつつ煮詰めていきたいという学生さんも歓迎です.
自分がやりたい研究を宮本研究室でできるか否かの細かいところは応相談という感じです.相談を希望する学生さんはメールなどでお問い合わせください.
過去の卒業研究のテーマには「お硬い」テーマから「柔らかい」テーマまでいろいろありますが,実は意外と「柔らかい」テーマが宮本考案のものだったりします.